Themeプロテクションフィルム基礎知識Q&A|施工・費用・メンテナンス・剥離まで安心解説

どうも皆さんこんにちは。いつも車に貼っているものです。灼熱の夏、皆様体調を崩されていませんでしょうか。
前回に引き続き、プロテクションフィルムについてのお話。今回は日頃よくある質問にお答えしていく形で、プロテクションフィルムについてもっと詳しくご紹介できればと思います。前回とかぶっている内容もあるかと思いますが、そこは見逃してください(前回分も合わせて読んでいただければ幸いです)。
この記事では、プロテクションフィルムの施工方法から費用、メンテナンス、剥離時の注意点まで、よくある質問をわかりやすく解説しています。施工を検討されている方はぜひ参考にしてください。
プロテクションフィルムについて詳しい記事はこちら
プロが教える!プロテクションフィルム(PPF)とは?機能や効果、コストについて徹底解説
プロテクションフィルムは何年くらい持ちますか?
プロテクションフィルムは非常に丈夫な構造をしており、長く車両の外観を保つことができます。ですがラッピングフィルム同様、経年や使用状況によって劣化が進み、本来の機能をフルに発揮できなくなってしまいます。例えばXPELのULTIMATE PLUSというフィルムでは、メーカーがフィルムに対して最初の施工日から10年の保証を付けていますが、実際に施工した場合はさらにそれより短い期間で貼り替えが必要になる場合もあります。
弊社で施工したプロテクションフィルムについては、不具合や貼り替え等を含めて疑問に思われたことがあれば、最適な形での解決策を提示させていただきます。まずは些細なことでも構いませんので、お気軽にご相談いただければと思います。
プロテクションフィルムのデメリットは?
デメリットをあげることが難しいほど、非常に優秀なフィルムであることは間違いありません。
強いて言えば、価格が高いことに留意する必要があります。また塗装を保護するフィルムではありますが、剥離をする際に塗装を傷める可能性があります。剥がれやすい塗装面に施工する際には要注意です。弊社で施工する際には、事前に塗装の状態を確認し、剥離の際のリスクがあればお客様に説明させていただいた上で施工させていただきます。
プロテクションフィルムの費用はいくらですか?
お客様がどのような形で車を守りたいかによって、車に施工が必要な箇所が変わってくるため、金額はケースによって大きく異なります。ドアキャッチやミラーなどを生活キズから守りたい、という場合には比較的小さな施工範囲で料金も抑えられます。車を全面的に保護する場合には価格はもちろんですが、施工にかかる時間も多くなります。
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Before(張る前)
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After(張った後)
弊社ではお客様ときめ細やかに打ち合わせをさせていただき、車の価値を守るために最適な施工プランと価格をご提案させていただいています。まずはどこに施工してみたいか、お気軽にお問い合わせください。
車のプロテクションフィルムの洗車は?
メーカーによっては街中の自動洗車機にかけても問題ないという見解を出しているようですが、長く状態を保つためにも、弊社としては基本は手洗いを推奨します。高圧洗浄機やスチーマーなどはある程度車体から距離を開け(10㎝程度)、斜め方向から優しく水を当てるようにしてください。ただ熱を当てすぎたり、端部に吹き付けてしまうとそこからフィルムが剥がれてきてしまう可能性があるためその点はご注意ください。自動洗車機に対しても同じように剥がれるリスクが考えられます。
プロテクションフィルムのメーカーはどこがいいですか?
プロテクションフィルムの剥がし方は?
プロテクションフィルムも経年による劣化が発生するため、貼り替えの作業が必要になります。剥離の際にはスチーマーを使い、熱を加えながらゆっくりと剥離していきます。この際塗装の強度が弱まっていた場合、最悪塗装剥げにつながる可能性があるので注意が必要です。
弊社では経験豊富なスタッフが剥離も丁寧に施工させていただきますので、剥離に関してもお気軽にお問い合わせください。
プロテクションフィルムの注意点は?
貼り付け後の注意点としては大きく以下のものがあげられます。
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施工後は洗車しない
貼り付け後24時間~数日の間は糊が完全に定着しきっていない可能性があるため、洗車等の作業は控えてください。 -
鋭利なもので傷つけない
丈夫なフィルムであるとはいえ、強度には限界があります。カッターや鍵などの鋭利なものであれば、フィルムを貫通し車体を傷つけてしまうので、できるだけ接触させないようにしてください。 -
こまめなメンテナンス
汚れに強いフィルムとはいえ、汚れをそのまま放置しておいても劣化につながる可能性もあります。車の美しい外観を保ちフィルムの状態を確かめるという意味でも、こまめなメンテナンスを推奨します。 -
日光に注意
近年のフィルムであればUVカットの機能が付いたものも存在しますが、直接日の光があたる環境下では劣化のスピードが速まる可能性があります。その場合5~10年持つフィルムでもそれ以下の期間で黄ばみ、白けなどの変色、フィルムの浮きや剥がれなどが起こるリスクが高まります。
他にも何か疑問がありましたら、弊社にお気軽にご相談ください。
プロテクションフィルムの上にコーティングはできますか?
可能です。セラミックコーティングやガラスコーティングを施すことで、より撥水性や防汚性が向上し、フィルム自体の保護にも繋がります。弊社でもご相談していただければ対応できますので、お気軽にご相談ください。
プロテクションフィルムを剥がすときの温度は?
フィルムの剥離の際はスチーマーを使用し、温めることで糊を柔らかくして剥離していきます。およそ100℃の蒸気を吹き付ける形になるので、作業する際は火傷に注意が必要です。
前述の通り、剥離には塗装を傷めるリスクを伴う場合もあるので、剥離をする場合は無理に自分では剥がさず、専門の施工店にご相談していただくのが一番です。まずは弊社に一度ご相談いただければ安心安全に作業を行えますよ。
プロテクションフィルムは白くなるの?
車に貼り付けをしてよく起こりうる色の変化は、経年劣化や紫外線による黄ばみ、黄変があげられます。同じような状況でも見え方によっては白く見えたり、表面の細かな傷が白く見える場合もあります。特に初期のフィルムである場合はそのような現象が起こりえる場合もありましたが、最新の商品ではこうしたリスクは大幅に軽減されています。
また施工した直後は、施工時に使った水や施工液の跡が白く残って見える場合もありますが、これはフィルムの定着と共に見えなくなる場合がほとんどです。万が一そのような跡が時間がたっても消えない場合は、弊社で責任を持って修繕対応をさせていただきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。様々な質問に答えてきましたが、参考になった回答があれば幸いです。もしこれを気にもっとプロテクションフィルムについて知りたい!うちの車に施工してみたい!という方がいらっしゃれば、その時はぜひ弊社にご相談くださいね。
では今回はこの辺りで。